この日は日曜日。定休日のはずなのですが、誰かがこちらでおいしそうなものを召し上がっているとの情報が… 慌ててあずさに飛び乗り駆け込み。間に合いました。
日頃はフレンチのお店なので、何でこちらで記事にしているかというと…
「ラーメン 1,100円」
トロアヴァーグ○○屋さんになる第5弾、とのことでラーメン屋さんになっちゃったみたいです。
レンゲがピッカピカでした。この1日のためにご準備なさったのですよね… すごい力の入れよう。
大きな海苔に隠されたラーメン。この海苔、バリッとしていい。
やり過ぎ感ある信州黄金シャモのスープ。見た目通り超ゼラチンリッチ。ちょっと甘めで洋の技術も入っていそうなテイスト。いい感じに茹で上げられた味玉。ご主人の焼き印入りのかまぼこにキクラゲ、熱の通ったネギ。そして鶏ムネチャーシュー。これは明らかにラーメン界にはないスタイル。薄切りなのにブリッとした歯応えでスープに勝らず、でも主張する。
麺は地元の製麺所にこの一杯のためにオーダなさったという特注品。ぱつんとして怒涛のスープに負けません。
添えられたお皿にはおにぎり、つくね、セロリの漬物に自家製辣油。外側カリッと仕上げられたおにぎりのやさしい味わいは、スープどっぽんを前提に設定されているかと。セロリの漬物を口にした瞬間、ちょっと飲みたくなりました… そこに、ソフトで味わい深い田楽風のつくねが追い打ちを。辣油は自然でスープの邪魔をせず盛り上げる。
デザートのパンナコッタ。イチゴソースで。あれだけのものを口にしたのに最後にさっぱり。
破格なのは置いといて、とても楽しみながら作っていらっしゃるのが伝わってきて、食べ手としても猛烈に楽しめました。
諏訪市湖岸通り4-4-7
11:30-15:00 17:00-22:00 日休
